つるくったるエッセイ/レビューポエブログ

VAPEも映画も、読書もアニメも素晴らしいですね

【AO-あお-】

ユメジ

【AO-あお-】







【AO-あお-】

VGPG 55:45


※今ロットはもう1パターン、ラベルデザインがございます。ランダムにお届けしますが、複数購入でどちらもお入れいたします。



【すっきりとして苦い珈琲】をI4U.らしくアレンジ。


単なるコーヒーのフレーバーを使用しただけでは『苦味』を再現できず、試行錯誤の結果、

酸味の無い、焙煎感のある珈琲にグァバを重ねました。


グァバの青さがしつこくない爽やかさとなり、

一日の始まりにピッタリな珈琲へ仕上がりました。




原材料:VG、PG、食品香料



https://i4u-liquid.stores.jp/items/62d8d7b20c984641abc6a00c



※I4U.通販から掲載




 






⬛出会い





皆さんこんにちは。


今回はI4U.リキッドの、AO-あお-です。




AO-あお-という名前。

 

そして「苦味を再現できず」という説明。



実際に吸う前から、


この二つが妙に気になっていました。






⬛観測




味

香り

吸い心地




味は実にサッパリ。



珈琲系リキッドと言われるまで、わからないくらいの感じだと思いましたね。




ただ、香り。



ここの珈琲&グァバ。


メチャクチャにI4U.です。



常喫性としても非常に優秀。


普遍的な「静かさ&深み」があるように感じます。









あと極端な話、



『珈琲にあうコーヒーリキッド』なんですよね。



  

グァバの効き方が物凄い。

 

「苦味の再現の苦労」とはこのことか?


と、いつもながら狂えるわけです。




ちなみにビルドは、Nife48の温度管理メッシュビルド。


私はこのビルドでグァバのあどけなさ、


さりげなくも失われないコーヒズムを楽しんでました。








⬛違和感






I4U.は苦味を語ります。


けれど吸っているこちらには、


 苦味そのものは見えない。


では何を再現しようとしているのでしょう?









⬛仮説、妄想



はい、妄想タイム。狂います。


用意はよろしいでしょうか?


ええ、構いません、どうぞどうぞ。




 





もしかしたらI4U.は、



「苦味を再現できなかった」だけではなく、



「AOにおける『苦味』そのものが、まだ定義されていなかったのではないか?」



と妄想しました。







AO-あお-


青を連想する名前。



けれど実際には、


どんな青なのかは説明されていない。




空の青なのか。


未熟さの青なのか。


朝の青なのか。


あるいは本当に青なのかすら分からない。







だから私は、


AO-あお-を色の名前ではなく、


『未決定状態の名前』なのかもしれないと感じました。




仮に、


Aから始まり、


O-ゼロ-で閉じる。



けれど「あお」はその先へ続いていく。



それが、

始まりと終わりが同居しているようにも感じました。


こんな具合です。










さらに言うならば、


苦味は、始まりを引き受けるための感触。


その苦味ならば、誰にでもあるのかもしれません。


青もまた、人それぞれ。








⬛圧縮



AO-あお-は、


珈琲のリキッドとしてだけではなく、


「まだ決まっていない、何か」


を吸うリキッドでもあるのかもしれません。




始まりから終わり、


または、未決定の瞬間。


わかるようで、わからない。







⬛総評




だから私は、


このリキッドを珈琲としてではなく、


結局、最後までAOとして吸っていました。




自分のビルドだと、どちらかと言えばグァバ寄り。


珈琲は後から追いかけてくるような感覚です。



ここはビルドでメチャクチャ変わるでしょう。  

 


    


珈琲メインというよりも、


グァバメインというよりも、




『I4U.がただの珈琲リキッドを作るか?』


『じゃあその「ただの」って説明できるの?』


『それくらいの事を軽く言うのも許されないの?』


『そしたら誰もカラオケなんて行けないじゃん』





に終始していました。






重ね重ねこれはもう完全に個人的な解釈ですが、



I4U.というメーカーは、



「概念」というモノを物凄く穏やかに、大切にしているのでは?

といつも感じるんですね。



名前然り、ラベル然り、フレーバーの乗り方然り。



どこのメーカーが良し悪しという話ではありません。

どこのメーカーさんも等しく、大切にしているモノがあると思います。


私にとってのI4U.は、そんな存在感というお話です。




今回の私の勝手な考察など、本当にどうでも良いのですが、




少なくともそういった『解釈の余白』を、


設計段階で埋め込んでいそうな緻密さは、


今回のAO-あお-


からも強く感じました。

  



いま我々は日々vapeを楽しんでいますが、


もしかしたらなにかのきっかけで、vapeから離れる機会がゼロではないとは言い切れません。


しかし、人間はややこしい生き物で、香りと記憶が紐付けられてたりしますよね。


その時に、それは何年先なのかは分からないけれど、


何かの拍子に香りの欠片が飛び込んできて、


記憶の向こう側からI4U.が「お久しぶりです」、と。








なので、


「珈琲リキッドの更新」をしたい方には、


そういう意味でもうってつけだと思いました。






グァバは決して果実のグァバではなく、


人生の様々なマイルストーンのような、


記憶や体験、だけどいつだって未確定。


『当時の自分』と『現在の自分』との距離感。

  


ええ、それはイイですね、グァバに委ねましょう。











一方で珈琲はといえば、


正解のない日常の切り取り。


スタバの珈琲とコンビニの珈琲との狭間で、

我々はホットなのかコールドなのか、

もう殆どは自動精算機。



だけどI4U.のAOはそんな我々への架け橋。

答え合わせは出来そうにもないけれど、




「とても美味しい」という既読だけは、


ココロから残せます。









仮にそれが空の青でも、人間の未熟だとしても、


一日の始まりがどこからなのだとしても、


現代における接続社会の速度や温度感も、


珈琲の温もりも爽やかさでも、


恋も愛も、似たような恋愛だとしても、


既にもう、人生色々。


星空は島倉千代子で、月も夜もあどけないドア吸ったり。

【Bloov】(ブルーヴ)/ I4U.

ユメジ

【Bloov】(ブルーヴ)





⬛メーカー説明


一言で例えるなら、メンソールタバコにブドウのアレンジ。


厚みのあるメンソールタバコフレーバーを少しだけライトにして、

ブドウのフレッシュ感に加えミントメンソールの比重を上げて爽やかに楽しめるようになりました。


※メンソールを使用していますので、RTAタンク、POD等ご注意ください


※ラベルにPP加工等しておりませんので、摩擦の多い環境でインクが薄くなる可能性がございます。


原材料:VG、PG、食品香料



https://share.google/QZaS1mEq0rdG27Kfp


※I4U.通販から掲載








今回もI4U.シリーズのレビューです。



I4U.のリキッドって、出てすぐに評価されるのも勿論なんですけど、



ゴッホの絵画みたいに、時を経てから見方が変わる面も沢山あると思うんですよね。



私はわりとガチ寄りなI4U.ファンだと思うのですが、

リキッドそのものへの知識は全くありません。

ド素人です。



ですが、

好みのI4U.リキッドに関しての狂い方なら、

相当に狂っています。





今回はその中から、

【Bloov】(ブルーヴ)のレビュー。



もちろん評価なんて大層なものではなく、


「皆さんも改めていかがでしょうか?」といった感じですね。


ちなみに、タイトめなビルドで吸ってました。










⬛ 味の変遷



まず最初に感じたのは、瑞々しいグレープ。

いわゆる濃厚なグレープジュース系というよりも、

 少し軽やかで、果実感を残した印象です。



そこへミントメンソールが重なり、 

爽やかさを引き上げていきます。



一方で後半になるにつれて、 タバコフレーバーが少しずつ輪郭を現します。



強く主張するというより、

 グレープの後ろから静かに支えるような立ち位置。


グレープ、メンソール、タバコ。

どれか一つだけが突出するのではなく、 



それぞれが少しずつ前後しながら続いていく印象でした。





⬛甘さ・重さ・吸いやすさ



甘さは控えめ。

グレープ系としてはかなり軽快で、 チェーンしていても重たさを感じにくいです。



メンソールも比較的しっかり効いているため、 

後味は爽やか。



タバコフレーバー特有の重厚感を期待すると少し違うかもしれませんが、



逆に言えば、


「フルーツだけでは物足りない」


 「タバコだけでは重たい」


という人には丁度良いバランスだと思います。










⬛このリキッドの個性




個人的に面白いと思ったのは、



 "グレープとタバコの距離感”です。



どちらかが主役というより、



お互いが少しずつ相手側へ歩み寄りつつ、

かといって依存しすぎない感覚。



グレープは爽やかさを失わず、

 タバコも煙たさだけにならない。




だからBloovは、

 単なるグレープタバコというよりも、


ブドウとタバコが、

まるでどこか仄暗い待合室に並び座っているリキッド。



そんな印象でした。










⬛解釈



Bloovの一番面白い所って、ココからかなって思いました。



以下、完全に個人的な妄想です。


I4U.リキッドは、

「そこまでの狂わせ方」のあるリキッドだという一例で読んでもらえたらな、と。








まず、ラベル。




シルバーとパープルの、オセロ状の柄なんですよね。


なぜオセロ柄?と、思ったんです。

文字も反転してる。




あくまでも仮置きですが、



私には、

 若いツバメとタバコの煙みたいな関係にも見えました。



まるでそれは、

フレッシュな葡萄に侵食するタバコの煙のような関係性。


影が、チラつきました。







■これを一度Bloovに戻すと



葡萄はいつか腐るし、 タバコの煙は気付かないうちに染みついていく。 



そこへメンソールが入り込み、 オセロみたいに関係を反転させていく。




からの、



"時間の侵食”





そして関係の濃度はいつの間にかさらに反転し、


どっちがどっちなのか分からなくなる、

それが、Bloov。





まるでそれは『関係性の揺れ』のようで、


どちらにとっても望まれたような、不可逆的侵食。





いつのまにか、

"2人”には葡萄とタバコがズレてる関係こそがBloovであり、



ツバメブドウの依存、

タバコの煙の揺れ方、

そして、いつのまにか関係が反転するオセロ。




気が付けばメンソールだとしても、

気にもせず2人はまたオセロへ。





まるでそれは、

吸い続けると、どっちも混ざって分からなくなる

Bloovそのもの。 


もしかしたら私もスタバのお姉さんも、

それぞれ既にBloovなのかもしれません。









という、めちゃくちゃな妄想です。







シルバーとパープル、オセロ、爽やかさと侵食、そして冷却まで。


反転し合うBloovはvapeとして、

私達に届いたような気持ちになりました。







ブドウの煙はツバメの冷却。

またはそもそもが、

オセロだったのかもしれません。

METCHNIKOFF【(メチニコフ)】/ Dr.vapor A面

ユメジ

METCHNIKOFF【(メチニコフ)】 A面





メーカー説明


Dr.VAPORオリジナルリキッド第4弾は「THE ABYSS BREW」


アニスなどのスパイスを軸に様々なフレーバー展開を行っていくブランドです。


【METCHNIKOFF(メチニコフ)】


そんなブランドの第1弾は「アニス×ヨーグルト×清涼剤」


いままでになかったようなミックスで「なんでこんなにマッチするミックスがなかったんだろう」と思わせられるようなリキッドが完成しました。



ヨーグルトは日本で昔から愛されている少しの酸味を感じられるような仕上がりにしております。


もしかしたら乳白色の乳酸菌ドリンクっぽくも感じられるかもしれません。



そこに濃厚なアニスを贅沢にミックスしました。


このブランドに使用されるスパイスは、

多くの香料の中からスパイス系リキッド好きが厳選したアニスを使用しており、

アニスファンの方もこれから新しくスパイス系に触れる方も魅了するリキッドになっていると思います。


清涼剤はVelateのアイスシリーズと同等の強さです。


https://drvapor.thebase.in/items/117624487


※Dr.vapor通販から掲載


















去年、久しぶりにDr.vaporに行ったんです。

とても久しぶりで、ココロはウキウキ。



というのも、

僕は名古屋に住むツチノコみたいな人間で、 

あまり人が多い場所は苦手なのです。


なので、よほど晴れやかな気持ちでないと、

人混みには遊びには行かないのですね。





「ユメジさん、久しぶりですね。」

店長の京介さんが久しぶりな笑顔。


「ええ、それなりにやっていました。」

僕は退屈な小説のように返事をしました。






「とても良いリキッドを作ったんです。」


「本当ですか、それは試してみたいです。」


「是非どうぞ、今回はユメジさんが好きそうな、乳酸菌ドリンク的なリキッドです。」


「ああ、それはうれしいです。でもDr.vaporのことだ、それだけではないのでしょう?」


「そうなんです、アニスや清涼剤を効かせて、様々な体位にフィットするラブホです。」


「さすが京介さんです、どんなビルドが合うんですか?」


「基本的にどんなビルドにも合いますよ、ローションやバブルバスも、アメニティーまで頬張れますから。」


「とても楽しみです、じゃあ僕はカーセックスにしてみます。」



京介さんは、コットンにリキッドを垂らしました。







すると、どうでしょう。

気が付けば、ロシアなブルガリアにいました。




努めて平然を装い、街の人に声をかけました。

「Dr.vaporは、どちらですか?」




街の人は言いました。

「あそこの角を曲がってください。」


ああ、なんと親切な人なのだろう。

嘘だってつけたはずなのに。


僕だったら、嘘をついたかもしれない。

なぜならば、嘘をついたことがないからです。




角を曲がると、どうしても中身がガラケーな気持ちになりました。


歩くたびにスマホをブチ壊したくなり、

ブルガリア中のリズミカルなスマホ壊しになりました。




「およしなさい、これをどうですか?」

その人の名前は、メチニコフと言うらしい。


でもココロなら、既にロックからパンク。

ヨーグルトだと?気に入らねえな。


僕はそのまま、メチニコフの顔にぶちまけました。

すると気分は、うなぎ弁当。






けれど目的は、Dr.vaporに帰ることです。

今のココロのままではいけないのは、わかります。



少し落ち着いて、そのへんのアニスでも齧りましょう。

京介さんは待っていてくれるでしょうか?



あまり帰りが遅くなると、自分も京介さんも、 

メチニコフも清涼剤も、心配になってしまいます。



なので、そのまま真っ直ぐに歩き、

一番最初に目についた、

キレイな屋根の家を訪ねました。

ココロに流れている曲は、初めてのチュウです。






「あなたのことなど、誰も知りません。」

やっぱり、そうか、でも引き返せない。


「少し気になるので、お茶でもください。」


「なかなか野蛮な人ですね、でもここは貴方の家とは違いますし、横山やすしです。」


「それならば、僕のことです。」


「どうりで横山やすし顔なわけです、どうぞお茶でも。」


馬鹿な奴め、ヨーグルトでもぶちまけてやるか。




とりあえずスマホはブチ壊したが、

どういうわけか、喜んでいた。




そればかりか、寿司や娘までも差し出し、

「京介さんからのメチニコフは美味しかったですか?」

と娘越しに聞かれました。


どうしようもなく、かといってどうにかしたいので、


「娘の名を教えろ、好きな体位まで教えろ。」

と言いました。


「あなたは既に知っています、寿司をどうぞ。」

ああ、そうか、そうだった。


わけもなくニヤついて、恋人の事を思い出しました。

でもすぐにどうでも良くなり、体位は加速しました。





その家にも飽きたので、ドアノブを引きちぎり立ち去りました。

帰り際に笑顔で見送った娘には、タンポポをあげました。


タンポポ程度で馬鹿な娘が、と思いました。

でも嘘などついていないと、ココロはとても穏やかです。


肝心のDr.vaporにはまだ着かないので、

隣の家にも尋ねてみました。




「あなたのような人にこそ、私は待っていました。どうか怖いです、お茶はいかがです?」



世の中は嘘つきばかりだ、コイツもタンポポをやるべきか?

むしろコイツがタンポポなのか?




気が付くとその家の電話が、けたたましく鳴りました。


「どうぞ出てください、私は清涼剤でも飲みます」


アタマがどうにかしたみたいなので、

僕は宙返りに電話をとりました。




すると相手はメチニコフで、


「ヨーグルトをありがとう。きみこそがアニスだ。」

と言いました。



誰からもこの世界では歓迎されたので、

僕はいち早くDr.vaporに帰るべきだと思いました。






「ユメジさん、メチニコフどうです?」

京介さんは、ブルガリアでスマホ壊しになっていました。


「とても美味しいです、買って帰ります。」

ああよかった、これでもう迷わなくて済みました。




僕は大須からの帰り道に、

タンポポな横山やすしを寿司電話で、

メチニコフなツチノコに、Dr.vaporでした。