SuTon LONG by GRAM DripTips
ハローベイパー!
ビネガー顔したbro達よ、元気でいるかい?
有料道路みたいな朝ばかりでしんどいよな。
そして、コロナは相変わらずファックだ。
コンドームは今でも変わらずサックだ。
コンドームを持ち歩いてた高校生の頃、生活指導の先生からの突然の荷物検査で「コレはなんだ?」と聞かれ、
「食べるんです」と答えた僕を褒めてくれ。
(※今回の記事は、写真の殆どをDr.vaporさんから了承を得てお借りしています)
今回はGRAMさんの新作ドリップチップ、SuTon LONG(名古屋大須Dr.vapor全国先行販売にてget!)のレビューなのだけど、いつものように肩の力を抜いたブログにしたよ。
いきなり結論から言ってしまえば、
これから全国展開が予想されるこのSuTon LONG(ストンロング)は、絶対に買った方が良いのである。
大切なことなのでもう一度繰り返そう。
SuTon LONGは絶対に買ったほうが良いぜbro!
名古屋大須Dr.vaporにて全国先行販売されたこの素晴らしいドリチを、
名古屋に生まれ育ったが故に、
全国のbro達に先駆けてSuTon LONGを使うことが許された罪深きベイパーとして、
僕はこの素晴らしきドリチをどうしても紹介したくなったのだ。
同じく全国先行販売のGINIROも、勿論良いのだ。僕も普段使っている。
だが、
このSuTon LONGは、それ以上に使っている。
発売当日、実はSuTon LONGは購入する予定がなかったのだ。
が、陳列されたSuTon LONGの姿を見た途端、
何かが降りてきて気が付いたら1つ買っていたのだ。
そしてすぐにドリップチップをSuTon LONGに付け替えて試したら、
思いのほか気に入り過ぎてその場で合計3本も買ってしまった。
だからもう書くしかない、そういう血液が巡りまくってしまっている。ちなみにこのポップな血液には税金がかからないぜ。
今回、同じく全国先行販売だったGINIROは少し触れるだけにして、SuTon LONGをメインに書くことにした。
約束されたミストに出会えることは僕が保証するぜ。
愛には愛で感じ合おうよ。
◆SuTon LONG最大の魅力
なんといっても、コレの最大の魅力は「口の中へのミストの柔らかい運ばれ方」にあると思う。
ミストをスムーズに柔らかく運び込んでくるという点に於いて、このドリチは天下を取っているのではなかろうか。
少し大袈裟かもしれないが、僕は素直にそう思った。
チェーンが止まらなくなるのだ。
この優しく柔らかいミストの広がり方は決してアトマイザーの能力を阻害することなく、
それでいてアトマイザーの魅力を「今まで感じたことのない柔らかさ」で、口の中に運んできてくれるのを強く実感できる。
ここで、
自分が使っている他のGRAMドリップチップ(SACASA fuji、GINIRO)を、SuTon LONGを選ぶ時の1つの指標として、簡潔にまとめてみる。
◆SACASA fuji
言わずと知れたヤリチンドリチ。
困ったらコレというユーザーは非常に多いハズ。
アーティストで例えるならミスチルとかサザンとか、活動休止中の嵐である。
SuTon LONGが「優しく広がる」に対し、SACASA fujiは「口いっぱいに頬張りたい時」と言った感じ。
スーパーロングセラーの完成されたドリップチップ。
◆GINIRO
これは例えるなら「レーザービーム」。
そしてこれもSUTON LONGと同じく全国先行販売。罪深き僕を許してくれ。
直線的なミストを好むベイパー御用達のドリップチップであることは間違いない。
僕の中では、SUTON LONGとは対極にある存在。
とにかく「届くミスト」といったイメージ。SACASA fujiやSuTon LONGでは体感できないレーザービームが欲しい時には絶対にコレ。
◆そしてSuTon LONG
とにかく只者ではないミストの広がり方なのよ。ジュディ・オングの『魅せられて』のサビみたい。
そして、とにかく柔らかい。
咥え心地はマザーズミルク。
止まらなくなるチェーン。
見た目のシンプルさは侍のよう。
SACASAやGINIROとは明確に差別化されているこのミスト感は、是非使って体感してもらいたい。
特にフレイバーチェイサーなbro達には、なんとしても試してみてもらいたいところ。
それとこれは超個人的な意見だが、
もしvagabond vaporのリキッドを持っていたら、是非このドリチで試してみて欲しい。
とても驚いたのだが、SuTon LONGはvagabondのリキッドとメチャメチャ相性がイイ。
僕はvagabondのリキッドが大好きで一番吸っているのだが、
このドリチと出会えて以来、まだまだvagabondの可能性は広がるんだなと感動してしまった。
中でもサントリーニサンライズとクルカクールは·····
vagabondじゃなくても勿論合うリキッドや組み合わせは山程あると思うのだが、それは是非bro達が教えてくれ。
僕が知らないだけで、他にも物凄く良いドリップチップが世の中にはあるのかもしれない。
けれど僕はまだそれらを知らないので、
今はとにかくSuTon LONGの事を書いて全国のbro達に伝えたい。
そしてそれが誰かの憧れになれば、僕はそれが一番嬉しい。
僕はこのドリチを、狂おしい程オススメしたいのだ。Dr.vapor全国先行販売にてgetできた者の使命感のようなモノさえ感じている。
◆構造について少し
写真左は既にGRAMさんから販売されているSuTonだが、
SuTon LONGの内部構造がイメージしやすいように、参考までに貼っておいた。
ちなみにSuTon LONGはSuTonより3mm長い。
手前で確認したところ、
SuTon LONGもSuTon同様に入り口は広く(ユメジ計測で6mm程度、間違ってたらスミマセン!)、
出口に向かって内径が狭くなる凸型2段階構造。
袋の表記にはi.D.4~5mmとあるが、
この4mmとは恐らく凸型によって狭くなってゆく内径のことで、
~5mmとはテーパー加工による出口頂点の径の事と思われる。
出口にこの丁寧なテーパー加工が施されている事により、
内径との妙で、このえげつないミスト感を楽しめているのではないだろうか。
これはあくまで僕の勝手な想像。工学的な知識はゼロだがお許しを。
SuTon LONGのこの独特なドロー感は、
1.入り口を広く取る事により、アトマイザーから生成されたミストと、ドリップチップ入り口との抵抗感を大きく緩和し、より多くのミストをドリチ内に入れる。
2.そのあと凸状に狭まった内径部でミストを一度ギュッと集め、ボヤけそうな味をまとめる。
3.最後に狭くなった内径からテーパー加工を経由して口の中にミストが運ばれる時、
ギュッと集められたミスト達が一気に逃げ出すようにミストが拡散する。
この1~3の流れで、柔らかく広がるミストが口の中にくるのではないかなあ、と。
ほんと、素人の想像ですけどね!
そしてそのセクシー内部構造によるミストが「小手先のような安っぽさ」にならぬよう、
ドリチを咥えた時に口の開き具合がベストになるよう設計された、外径の咥え心地の絶妙さ。
コレほんと、なんで見た目がこんなにもシンプルなのか一発で理解できちゃうくらい咥え心地がちょうどイイんですよ。
見た目の想像とは全く違うこのドリップチップのミスト感は、bro達も手に取って頂けたらきっと驚く事間違いなしの心地よさである。
実際僕も、想像とは全く違って驚いた。
そして、ドリチの角は優しく面取りがなされている。僕もチンチンを凸型面取りにすべきだろうか。「SuTon LONGみたいだね!」と言われてみたい。
それと、SuTon LONGの前身であるSuTon(写真参照)では、どうしてもアトマイザーに唇が付きやすかった。
それは弱点という程の事でもないが、今作のSuTon LONGではSuTonより長さが3mm伸びたおかげでそれが解消されており、より快適にミストが運ばれて来るようになっている。
見た目がシンプルなのでアトマイザーの外観を崩すことはなく、掌で転がるVAPEは想い出のようになる。
どうか、検索にかからないbro達だけの言葉で愛してくれ。
SuTon LONGの厳密な事など何一つ分からぬまま勝手に書かせて頂いたのだが、
なんだかドリチに片想いしているみたいでとても楽しい。
SuTon LONG好き好き大好き超愛してる。
まじないの力を宿した禁じられしミストが、bro達を待っているんだよ。
ここで、ふいに懐かしい記憶を思い出した。
そう、あれは18歳の春。
僕の心がまだ清らかだった頃のお話。
クラスメイトに恋をした。
夏は自転車であちこちを巡り、秋にはお互い進路が決まっていた。
そして冬、クリスマスが来た。
誰の憧れでもあるクリスマス。
僕達も例外なく、その憧れに身を委ねた。
彼女があの日身に付けていた白いマフラーがとても似合っていたのをよく覚えている。
僕は照れ臭そうに、待ち合わせ場所ですぐにプレゼントを渡した。
そういう空気は今でも苦手だ。
あの頃の僕には、大人になった僕のようなずるさもなく、若さと生意気さの勢いだけでなんとでもなると思っていた。
外は雪が降っていたように思う。
彼女からは何も貰えなかった。
若かりし僕は何もなしなのかと図々しく落胆したが、勿論それは顔には出さず、夕方過ぎまであちこちをデートした。
確かに雪が降っていたように思う。
僕は彼女の門限を守った。
今の僕では何かと言い訳を使いこなし、そんなふうにはできないのかもしれない。
彼女が乗り換える駅のホームで、名残惜しいが見送ることにした。
そして電車が来た。
いつものように何事もなく乗り込む彼女と、いつものように何事もないよう振る舞う僕がいた。
発車のベルが鳴り響く直前だった。
「はい、これ」
気が付くと、僕の首には白いマフラーが巻き付けられていた。
それは彼女の体温を名残惜しそうにした、手編みの柔らかなマフラーだった。
閉まるドアの向こう側で、彼女は今でも笑顔のままである。
bro達よ、聞いてくれ。
あのプレゼントのマフラーの柔らかさなんだ、SuTon LONGのミスト感は。
やけに柔らかかった白いマフラーみたいな、フワッとノスタルジーを感じるミストなんだよ。
思いもよらず広がってくるミストは脳に響き渡るんだ。
ノスタルジーが僕たちを殺してくれるような心地よさだよbro.
だからSuTon LONGを買うんだ。
イヤなら誰かに抱かれたらいい。
脈と脈で繋がるんだ。
ひとりの生命で有ることを知ってもらうんだ。誰よりも情けない声と顔を照らし合わせようぜ。
それで気が向いたらマフラーで繋がったっていいし、編み物みたいになってもいい。
夢中に編み込まれていたあの日の僕達の憧れのように、
SUTON LONGが誰かの憧れになればいいなと、いま心から願う。
bro達よ、SUTON LONGの全国展開を楽しみにしていてくれ。
僕はいま、完全に非公認のSuTon LONG広報大使なのである。
最後に、GRAMのチカシさん。
Dr.vapor4周年イベントで僕が腰を痛めながらトイレ待ちをしていた時、
「(腰に手を当てながら心配そうに)大丈夫ですか?」と声をかけて下さったあの日の事を、僕は今でもよく覚えています。
この人は優しい、みんなに愛される人だと思った。
みんな、SuTon LONG買うんだぞ。
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